2008-10-12(Sun)

Je m'voyais deja

昨日の観劇は、フレンチミュージカル。
ご招待だったので、甘えて娘の分まで席を取ってもらう。笑
しかし、20時半開幕って事でビミョウだと思っていたけど、やっぱり帰りは駅までオットに迎えに来てもらい、抱っこで帰宅。帰りが0時廻ってたら、当たり前か・・・。

と言う訳でみたのは、Je m'voyais deja。
http://www.fnacspectacles.com/place-spectacle/manifestation/Comedie-musicale-JE-M-VOYAIS-DEJA-DEJA.htm

現在、Theatre du Gymnaseでやってます。Charles AZNAVOURって言う、フランスではポピュラーな歌手の歌をカバーして作られた(ABBAの使って作った、Mamma Mia!みたいな感じ)舞台なので、周り中のシルバーグレーのカップルたちが歌が始まるごとに口ずさんでくれてました・・・(アズナヴール本人は、80歳は超えてると思う。)

舞台そのもののことは、スルーするとして(笑)、この劇場では私も働いた事あるのだけど、とにかく感じ悪い。
働いているときもそうだったけど、昨日はお客さんだったのに、何か感じ悪かった。1階席のお客が2階のトイレに行こうとして、客席案内係にイチャモンつけられているのも見たし。(ちなみに、1階のトイレは壊れて修理中だった)
床にもゴミが散らかってるしね・・・
何か、朽ち果てていく途中、って雰囲気かもし出してる不(負?)の気漂う劇場でございます・・・
同じタイプ(オペラガルニエのちっちゃい版みたいな)の劇場でも、ちゃんとなりたってるところの方が沢山あるのに、この劇場はイマイチなぜこうなのかがわからない。ディレクションが悪いのかな。
20年前に沢山あった、新宿辺りの映画館、そんな感じ。わかります?

でも、舞台監督が私の好きなアラン・サックスだったので、そんな劇場と知りつつも行って来ました。
ま、ただ笑うだけなら中々良い監督さんなので。笑

うたってた方々は、まだ若かったけど、どっかの学生さんか何かかも?あの劇場で良くやるタイプの舞台で、フォーマシオンを終えた学生の発表会みたいな舞台が多いのだけど。今度確認しておきましょう。

要するに、テクニックをくどくど言わないのなら、フツーに笑えてフツーに知ってる歌を楽しめる、罪のない舞台って感じ?







2008-10-11(Sat)

intermittent de spectacleと言うのは

システムがヒジョーにややこしいです。

簡単に言えば、フランス国家が私のような舞台関係者を、舞台関係者身分と言うのを作って保護してくれる制度。って、かなりややこしくない・・・笑

10ヶ月以内に507時間合法的(ここがミソ。ケチ大国フランスじゃ、なかなか・・・)に働くのを条件に、仕事がない期間は失業者として、収入や労働日数を計算して割り出した額の失業保険を出してくれると言う制度。勿論、年金その他の社会保険も。最近の世界経済を見ていると、そんなこんなも心配されるけど・・・

何しろ最近、失業保険額の改正があったので色々わかろうと真剣なのだけど、イマイチわからない計算方法。
周りのスタッフに聞いても、反対に「megmi.はいくら支給されてるの?」と逆質問される。そんな、人の稼ぎをズケズケと聞いてくる人たちにいちいち腹を立てていたらここフランスでは生きていけないとは思いつつ、アタマ来る。笑

労働時間が507時間に対してその時間を大幅に越えてた事にもこてんぱんにバカ扱いされるし。そんなに働くなんて、税金払う無駄働きだって!普通、530時間程度にちゃんと計算して、あとは無駄に働いたりしないんだって!ありがたくいただいた仕事をこなしてるだけで、無駄働きのバカ扱い!アタマ来る。×2

で、相変わらずわからない計算方法、今日は最近アシスタントとして雇ったアレクシアちゃんに聞かれた。彼女はこの身分を取得したてなので、保険額改正はまだ受けていない(失業保険を240日前後受けると、新しく条件を見直されるシステム)。次が心配らしい。

なので二人で同僚に聞いてみた。
でも、わからなかった・・・大体、私は算数はニガテだ。

それにしても、普段仏オンナをコテンパンにこき下ろしているワタクシですが、このアレクシアちゃんは別格です。仏人じゃないよ。(←びみょーに人種差別だ。)
いちいち教えないといけないのは若いから仕方ないかもしれないけど、何しろちゃんと働くのよ!←ここで納得してるあたり、やっぱヤバいかも。

でも、今まではちゃんと働く(と思われている)日本人しか雇わなかったけど、何だか最近、仕事を見せる前から稼ぎの事をぐちゃぐちゃ言う人たちが増えて(多分、フランスの給料制度が日本にも知識として浸透したのね。それも、オイシイ部分だけね。)雇う以前に電話だけで会う気も失せさせてくれるツワモノが後を絶たない。で、目先を変えて仏人見たら、あら、何か使えるかも?みたいな。

とにかく、目先の事だけでなく目的持って頑張ってる人と仕事するのは気持ち良い。
そうすると、自然に収入が増えたら日給を上げてあげたくなる。
アタマ良いね、彼女。

こうなったら、彼女に上記のシステムを理解していただいて、わかりやすく説明してもらうしかないか。



2008-10-08(Wed)

Les Princesses初日

10月7日、午後19時30分に開幕。

4月に行った時点で、工事がだいぶ遅れてるって言っていた劇場TAP、工事終わってませんでした・・・

壁とか、色がまだ塗られていない、つぎはぎだらけの、しかもところどころに鉛筆でメモ書きしてあったりするなかでの杮落とし。

日本で、どこかのマンションとかが建設始めると、2〜3ヵ月後にはもう入居者がいたりするじゃないですか。
私が、かつてリヨンで一人暮らしを始めた頃、となりが建設中だったのだけど、どうせ2〜3ヶ月の辛抱、と思っていた工事の音、結局そこで暮らしていた1年半中、続いてましたわ・・・
とにかく、工事が遅いです、フランス。これで、元取れてるのかしらね?

ま、それはともかく。

舞台ですが、
簡潔に言って、

ながっ!!

19時半スタートで、終わったの0時45分ですよ、オクサン。
どーなの?これ?

しかも、幕間が45分もあるし!ここを15分にすれば・・・

その上、劇場中を歩き回ってあちこちで繰り広げられるパフォーマンスを見て廻る、と言うシステムで、それがA/B/Cチームに分かれている上、私のチーム、Aも、更に鳥グループとシカグループに分かれてた。それぞれの案内役の、マスクによってグループ分けされてるんだけど、3チームそれぞれがどうも違う演目を見るらしく、全てを見たかったら少なくとも3日は通わねばならないとしうシステム。

私は、是非ダイモンシローさんのも観たいと思ってAチームに呼んでもらったのだけど、このチームだけで17人のダンサーの舞台を観た。
これだけ聞いても、かなり大々的な物だってわかってもらえそうね?

しかし、これってダンサー側から言えば、一人一人比べられるから気が抜けないって事でしょうね。
昨日見たAチームで、これは、と思えるダンサーは4人。衣装で言ったら私のを含めて3人しか、面白いんじゃない?と思えるものはなかった。
私が衣装担当した、カルロッタ池田さんは、面白い衣装がいくつもあるって言ってたから、ひょっとしたら他のチームで踊ってた人の中には良いのがあったのかもしれないけど、残念ながら観られず。でも、フィナーレで全員集合したのを見た限りでは、やっぱり私のが一番だった(笑)。と言うか、みんな、手抜きしすぎなのよ。いくら予算が少なかったからとは言え・・・

中には、私がアシスタントをしたこともある衣装家がデザインした衣装もあったけど(同じプログラムに、同じ"衣装家"として名前が並んでて、ビックリしたよー)、期待していたほどではなかったし・・・

前に、「megmi.は何に対しても親切すぎるのよ。それじゃソンするばっかりよ」と言われた事あるけど、得する事ばかり考えていると、ああいう結果になっちゃうんじゃないかなぁ、と改めて人間正直に生きねば、と思ったのでした(こんなところで人生語ってどうする・・・だが。)。

カルロッタさんは、さすがの貫禄でぴか一でした。

その他私が気に入ったのは、ジャン・ゴダン、ダイモン・シロー、ローラン・ファルゲラスの3ダンサー。ちょっと違いました。そういえば、先の2名は結構有名だしね。やっぱ貫禄の違い?

とにかくこの舞台、コンテンポラリーダンス好きには見逃せない大物ぞろいで、ポワチエ内のホテル、この時期予約殺到だって昨日ホテルの人が言ってました。
なっがい舞台だけど、ちょっと今後観られるかどうかって顔合わせだし、観ないのはもったいないかもね。
特にファイナルは、良かったです。眠かったけど・・・



2008-10-07(Tue)

行ってきます

明日(日本時間ではすでに今日)、Les Princessesの初日の為に、Poitiersに行ってまいります。
朝、パリで出演者の方々におみやの和菓子などを買って行こうかな。あまりあんこが好きな仏人っていないけど・・・(単なるイジメか?)
帰ったら、またご報告します。

ちなみにPoitiersは14年ほど前に数ヶ月住んでおりました。ので、懐かしいからあちこち散策しちゃおう・・・あのイジワルーな日本人女性がいる中華料理店(和食の店じゃないんかい!)、まだあるのかな?


2008-10-05(Sun)

アジェンダ2009年

差し替えました、今日。
もう、2009年になるんですねぇ・・・はやい・・・

と言うか、今回アジェンダを買って腑に落ちなかったのが、今まで9月(新学期)からの手帳が主流だったのに、帰って来て見たら来年1月からのだった。
9月以降のもすでに持ってたから別に良いのだけど、突然規格が変わったのはなぜざんしょ?
フランス・七不思議・・・

とにかく、来年1月の為の打ち合わせに行きながらカレンダーすら持っていなかった私(それでも最近はケータイがあるから、便利ですよねぇ・・・)、これでバッチリ予定が組めます。笑

ちなみに、私は中身をファイロファックス、外身をシャネルで仕事初めて以来ずっと通しております。今の手帳は確か6年目かな?えらいぞ、シャネル!何と丈夫な事か。

それにしても、毎年のことだけれど手帳が新しくなるって言うのは嬉しいモンですねぇ。
早く、予定で埋め尽くしたくて仕方ありません。


オシゴト、お待ちしております・・・


プロフィール

megmi.

Author:megmi.
舞台衣装家/Costumiere de spectacle。コスチュームデザイナー。

90年代中旬、渡仏。
国家資格D.M.A.衣装家取得後、パリとその近郊にて活動を開始。

ヨーロッパの衣装はギリシャアンティークから現代までこなし、デザイン、製作活動中。
国立オペラ劇場の衣装部総責任者兼任、のちフリーとなり現在に至る。





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